就職にも転職にも資格を持っていた方が有利、と、就職対策としていろいろな資格試験に挑戦する人がいます。
知識も考え方も広がり、また資格を取ることで自分に自信も持てるようになるでしょう。
この不景気のあおりで会社をリストラされた人が、再就職活動のかたわら資格勉強に励んでいる話もよく聞きます。
また、会社に籍がありリストラの話も出てはいないが、会社の先行きを不安に感じて自ら転職をするつもりで資格取得を目指している人もいます。
さて、実際に資格を取得することが再就職や起業にどれくらい有利に働くのでしょうか。
まず理解しておかなくてはいけないのは、医師や弁護士、公認会計士などの国家試験以外の資格は、自分が勉強をする機会を得るためのものであって、それで生計を立てていける性質のものではないということです。
いろいろな資格があり、専門的な知識があると認められるものもありますが、比較的簡単に取得できる資格が、よい収入を得るための有利な条件となるわけもありません。
結局のところ、資格があれば食べていけるのではなく、自分の力で食べていくしかないのです。
しかし退職後にやりたい仕事が明確で、そのために必要な資格であるというならこの限りではありません。
自分の進みたい職種に向かい、到達するための手段として資格取得があることが大切です。
資格マニアと呼ばれ趣味のようにいろいろな資格をとっていくことは、再就職に向けての意味のある対策とはなかなか言い難いでしょう。
リストラされた、会社に裏切られた、と暗い気持ちを引きずりながら再就職活動を行なうのなら、いっそのこと心機一転、UターンやIターンにチャレンジしてみるのも前向きに生活する対策かもしれません。
退職を機会に都会での生活に見切りをつけ、生まれ故郷に帰るUターン、またはまったく新しい土地で生活を始めるIターンという生き方もひとつの選択肢です。
UターンやIターン転職は、現在生活している土地と就職を希望する土地が遠く離れていることがほとんどですが、現在は都会にいても地方の情報を入手する手段はいろいろあります。
特にリストラにあった場合などは無駄な旅費など使いたくないので、あらかじめよく調べて多くの情報を入手してから現地を訪問しましょう。
今はインターネットでいろいろな最新情報が検索できる時代ですので、常に更新されている求人情報をチェックしましょう。
ほかにはハローワーク、地方版新聞、地方発行の求人情報誌などで情報を集めることができます。
また、地域によっては各地方自治体のUターン相談窓口がありますので、足を運んでみるとよいと思います。
求人情報を得るだけでなく、UターンIターン転職する際の対策やアドバイス、生活環境についての相談などにも乗ってもらえるでしょう。
さらに年に何回かは求人をしている全国の会社が集まるUターンIターン向けのイベントなども行なわれますので、直接会社の担当者と話をすることができます。
また会社の情報はもちろんのこと、UターンIターンではそれまでの生活環境とはまったく違う環境での生活になるわけですから、その土地の情報も調べておくことが大切です。